大人の趣味ピアノを今すぐ始めるべき理由

こんにちは、ぴあーのパパです。

暖かくなったり、寒くなったりと、春が近づいていることを感じるようになりました。

春といえば定番の話題になりますが、新しいことを始める絶好のチャンス。でも、何か新しいことを始めることは、非常に勇気のいること。

好きなことであっても、いざ実際に始めるとなるとそこまでの覚悟があるのか、心が揺らいでしまうことも多いです。

新しい環境には高い壁が立ちはだかっています。えいっと中に入ってみるまで、自分がその環境に適応できるかまでは分からない。

でも、もしかしたらその一歩を踏み出した先には、想像を超える楽しい世界がまっているかもしれません。

知らない世界への恐怖心はなくなりませんが、壁に小さな覗き穴を作ることはできると信じています。

この記事を通して、少しでも、大人の趣味ピアノの実情を知ってもらえるかなと思います。

目次

趣味といえども侮るなかれ

趣味でピアノを弾くというと軽く聞こえますが、これがなかなかに侮れないものです。

大人になって、あるいは社会人になってからピアノを習うこと自体、メジャーな趣味ではないですし、努力が必要な行為でもあります。

そもそも、趣味って何だろうと考えてみると面白いです。ウェブで検索すると、自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、なんて文言がヒットします。

私の理解は、いかに時間とお金のリソースを投入できるか、が趣味の判断基準かなと思っています。

ところで、ピアノを趣味にすることについて考えてみると、これがなかなかストイックな趣味です。

ピアノは上達を実感するにも時間がかかるし、好む好まざるに関わらず、習慣的に毎日練習しないといけない。

私は、ダイビングや旅行も趣味ですが、これらは、その瞬間だけ時間とお金を投資すれば、瞬く間に快楽を得られます。

比較してもしょうがないけど、やはりピアノを好きになってしまうと、投資に見合ったリターンが少ないような。。

大人の趣味ピアノで得られるもの

少し後ろ向きな話になってしまいましたが、何をリターンと捉えるかが大事、と考えるようになりました。

大人になってから始める、もしくは継続するピアノは人生に大きな影響を与えること間違いなしです。

ここでは、私の思う良いところをご紹介します。

音楽そのものが持つ癒しの効果

これは言わずもがな。美しいピアノの旋律を聴くだけでも、日々のストレスから解放されます。

もちろん、受動的に音楽を聴くのも良いです。もし、能動的に関わりを持つことができれば、癒しと深い思慮が得られます。

自己肯定感の向上

社会人になると、仕事としてのフィードバックをもらうことはあっても、人から褒められることが少なくなりますよね。

ピアノの場合は、レッスンを受けると、練習したその過程を褒めてもらえるので、自己肯定感の向上にもつながります。

もちろん、練習を継続して、小さなステップごとに自分で自分を褒めることで、満足感や充実感を得ることもできます。

計画を立てる力が身につく

ピアノを始めると直面するのが、1つの曲を完成させるのに時間がかかる問題です。

段々と大きな曲に手をつけだすと、1年に何曲できるんだろうと不安になるくらいに時間がかかります。

そうすると、自然と長期的な目標を立てて、さらに中期目標、短期目標と仕事さながらに計画を立てる必要がでてきます。

特に、発表会などがあると、本番に向けてレッスンが何回あるか確認し、何月に仕上げに入るためには、いつまでに譜読みを終わらせる必要があるな。

そのためには今週はどこまで譜読みするか。

なんてことを計画していく必要に迫られます。まさに計画性が問われるところです。発表会のプレッシャーも相まって、趣味なのか仕事なのか分からなくなります。

継続する力が身につく

ピアノの面白いところは、体を動かしているように見えるのに、使っているのは脳だということ。人はすぐに忘れる生き物だという話は聞いたことがあるかもしれません。

ピアノの練習はまさにそれで、指を動かしているのではなく、指を動かすための指令の出し方を脳に学習させています。

なので、日々の練習を継続することで、覚えて忘れてを繰り返した先に記憶の定着があります。短時間の練習でも良いので、1日もサボることなく練習することが大事です。

人前に立つことで、肝力が育

私は小さいころの教室で発表会に出たことがありました。その時にどれほど緊張したか、もう忘れてしまいました。

大人になってから出た発表会は、それはそれはソワソワしっぱなしでした。

このあたりの経緯は、はじめて発表会に出る方の役にも立つと思うので、ぜひ別の記事にしたいと思っています。

数回の発表会を経験した今は、かなり肝が据わったと思います。

体の動き、脳の働き、脳科学

ピアノは指先を非常に繊細に動かします。でも動いているのは指だけではなく、体全体であり、脳でもあります。

少しでも良い音を出そうとすると、どこのどんな動きが影響しているか知る必要があり、最終的にはやはり脳科学にたどりつきます。

まさか、ピアノを始めて、脳に興味が湧くと思いませんでしたが、今では常に意識する対象になりました。

耳が育つ

ピアノを弾く人は耳が良いそうです。いや、指の話と似ていますが、耳ではなく結局は脳ですね。少しの音の違いを聞き分ける脳力がつくようです。

その他にも、ピアノを起点として、周辺分野に興味が湧くこと間違いなしです。

作曲家や音楽史、音そのもの(物理とか)、ピアノの構造、楽譜、音楽の数理、自動演奏、歴史、作曲家、海外、言語など、書ききれないほど、選択肢はあると思います。

ピアノを初めてみて、自分自身の興味がどこに向かうか楽しみですね。

まとめ

大人になってからピアノをはじめてみたい人に、ピアノを趣味にすることのイメージをお伝えしました。

大人になってからのピアノは、音楽の道に進むというよりは、ピアノをスタート地点として、いろいろな新しい世界を垣間見る手段かなと思います。

私自身の変化としては、クラシックや歴史に興味が湧いたことです。

関連書籍も数十冊読んできましたので、ぜひ紹介していきたいですね。

それから、旅行好きでいろんな地域を訪れていたのですが、今後は音楽ゆかりの地を巡る旅をできればと思っています。

人生の楽しみがまたひとつ増えました。

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