コンサートの聴き方が分からない

こんにちは!ぴあーのパパです。

クラシックのコンサートに行ってもどう聴いて楽しめばいいか、分からなくて困りませんか?正直僕は、困っています。

音楽を専門的にやってきた方ならともかく、ピアノを少し習った事があっても、クラシックに馴染みがあるとは言い難いですよね。

テレビやラジオで頻繁に流れる曲ならまだしも、ほとんどのクラシック音楽はこれまで聴いたことが無いものばかり。

目次

コンサートの聴き方

僕の場合は、ピアノを再開してから何度かコンサートを聴きに行ったのですが、それはもう、ホントに知らない曲ばかり。。とほほ。

演奏ね自体はとてつもなく美しいのですが、気持ちが入らないこともたくさんありました。

コンサートが終わって、あー、良かった!と興奮の冷めないうちに、誰かに感動を伝えたいのですが、何も伝えられないという悔しい思いをしています。

これは、自身の表現力が無いこともさることながら、クラシック音楽に対する造詣の無さが際立っていると思います。

せめて、音楽を知ることから始めたいと思っていた時、仲道郁代さんのコンサートに行く機会がありました。

ピアニストの世界観と観客への伝達力

舞台に仲道さんが登場されると、その瞬間に空間の質が一段階上がったのかなと錯覚するほど、世界感が変わりました。

仲道さんのコンサートは、これまで行ったコンサートには無かった、演奏前にトークもしてくれる面白いものでした。作曲家が生きた時代背景や、作曲家同士の繋がり、フレーズの流用など、一つずつ言葉を積み重ねるように、丁寧に説明してくださいました。

特に印象的だったのは、シューマンの幻想曲 ハ長調 Op.17の背景で、その時の流行りのベートーベンの歌曲集-遥かなる恋人に寄せて-のテーマからフレーズを引用することで、恋人に逢いたい思いを表現しているそうです。

当時、シューマンは後の妻クララとの交際を禁止されていたらしく、募る思いを曲に隠した、そんな感じでしょうか。

ちなみに、シューマンの演奏が終わった後、近くに座っていた若い女性はシューマン重いわ!って叫んでました。なるほど、売れないミュージシャンなら、そうかも。

音楽を知りたい

こうやって、1曲ずつ、あるいは作曲家ひとりずつの時代を含めた背景を知っていくとクラシック音楽を聴く楽しみが増えそうですね!

ただ、いつも思うのは歌詞や楽曲のタイトルがなくて、Op.何番とか数字で言われてもほとんどピンとこないのです。

先生にコンサートに行ってきた報告をすると、曲の番号だけでどの曲か分かってしまうのが、本当に謎すぎ。どうやったら覚えられるのか不思議です。

弾いた曲すら覚えているかどうか。いい方法ありますかね?

当面はあせらず、好きな曲の番号を覚えるようにしていこうと思います。

コンサートに行く

仲道さんのオフィシャルサイトによると、Load to 2027で春と秋に公演を続けられています。次回は僕の好きなテンペストも演奏されるとのことなので、ぜひ行きたいと思っています。

http://www.ikuyo-nakamichi.com

まとめ

クラシック音楽を知りたい、けど具体的にどう行動すればいいか分からず悶々としていました。

僕が電子ピアノを購入した四年前に手に取った、ピアニストの本です。それがなんと仲道さんの著書でした。久々に引っ張り出して読み直したのですが、以前より遥かに著者の内面に心が奪われました。

素敵なピアノライフを!

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